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紬「律、キスしよう」キリッ 唯「澪ちゃ…澪」ポッ 梓「はい唯先輩噛んだ10回目噛んだ」 唯「あーん難しいよ~あずにゃん代わって~」メソメソ 梓「ダメですよ、私が代わるとしたらビジュアル的に澪先輩の方でしょう」 唯「え~?胸のサイズ的に」 梓「それ以上はシャラップです」 ガチャ 律「…何やってんだお前ら…」 澪「…」 紬「あらりっちゃん澪ちゃんごきげんよう♪」 律「ごきげんよう♪…じゃなくて!何だ今のは?!」 梓「何って見りゃ分かるでしょう?」 唯「律×澪ゴッコだよ!」フンス 紬「正確には澪×律ゴッコね」 澪「サラッとなんてことしてるんだよ!」 律「気付かなかったけど和までいるし…」 和「あら私が居ちゃ悪いのかしら?」 律「あー参考までに何の役なんだ?」 和「澪と親しくなって律を嫉妬させる真鍋和役らしいわよ」 律「本人役!しかも嫌な役目だなオイ!」 澪「和ぁ…」シクシク 律「で、元凶は…」チラッ 紬「私です♪」 律「聞かなくても分かってたけどね…」ゲンナリ 梓「ムギ先輩以外にこんな下らないことする人いませんよ」 澪「こんなこと止めてくれ恥ずかしい…」 紬「いいえ!せっかくここまで練習したんだからこのシーンだけでも成功させてみせる!」ドン 唯「和ちゃ~んりっちゃん役代わって~」 和「しょうがないわね、じゃあ唯と私の役を交換ね」 唯「ワーイ」 律「ややこし!」 澪「もうイヤ…」 梓「では~アクション!」 紬『律、キスしよう』キリッ 和『ミオ、デモワタシハズカシーシ(棒)』 紬『大丈夫、誰も見てないから』キリッ 和『ミオ…(棒)』 律「…これ和役いらなくね?」 澪「(和演技下手だな…)」 紬「はいっ!ここで澪律でキス!」バッ! 梓「ガッテンです」バッ 澪「うわっ?!」 律「ちょっ…」 ゴヅン! 澪「~~~~~ッ!!」 律「イッ………テェ~!!!」 紬「チッ、アクシデントでチュー作戦失敗か…」 梓「ごめんなさいムギ先輩、私が律先輩をもっとド突いてれば…」 律「澪とゴッツンして頭割れるかと思ったわ!」 唯「りっちゃんは前頭葉ら辺のガードが薄いから仕方ないよ」HAHA 律「しばくぞ」 和「笑ってるけど澪がガチで失神してるわよ」 澪「」シーン 梓「律先輩の石頭のせいで意識不明の重体に…」 律「いやいやお前のせいだろお前の!」ビシッ 梓「殴りましたね?!唯先輩にも打たれたことないのに…」 律「とりあえず私が澪を保健室に連れて行くから今日は解散だ、各自反省するように」 和「じゃあ私生徒会行くね」 紬「ごめんね澪ちゃん…」 澪「」シーン 保健室(無人) 律「澪大丈夫か~?」 澪「うっ…イタタ…あ、律…おはよ」 律「おはよ、頭痛い?」ミオナデナデ 澪「ん…タンコブ出来てるかも」 律「ごめんな、私の石頭のせいで」ナデナデ 澪「いいよ別に…」 律「…」ナデナデ 澪「…」 律「…」ナデリナデリ 澪「…律、キスしよ」 律「うん…って、えええ?!い、いきなり何だよ!///」アタフタ 澪「いや、可愛いなって思って」 律「み、澪らしくねーし…///」 澪「誰も見てないからな」 律「うぅ…」 澪「…」グイッ 律「!!」 澪「チュ」 律「っ…バッ、バカ澪!///」 澪「ふふ、慌ててる律可愛い」 数分後 さわ子「手があかぎれしたのでバンソーコー取りに保健室行ったら教え子がベッドでおっぱじめてたでござる」 終 やはり紬の作戦かwww でも結局2人きりになると澪と律は始めてしまうんだな。 -- 名無しさん (2012-01-07 04 01 15) しかしこの梓ノリノリであるwww -- 名無しさん (2012-01-07 04 01 50) 澪律いいぜ... -- 名無しさん (2012-01-15 20 05 20) 最後のさわちゃんおかしいだろwww -- 名無しさん (2012-01-23 01 04 38) なんかどっかの芸人のコントみたいな流れだなw -- 名無しさん (2012-10-22 11 02 11) 名前 コメント
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投稿日:2010/08/24(火) 01 37 53 8月21日。 夏休みもあと10日ほどで終わる。 それまですっかり忘れていた宿題も今まで息をひそめてたくせに、 そんなもんあったなぁなんて急に頭の片隅から湧いて出てくる。 今まで遊ぶことに夢中だった夏休みも宿題というお化けが背中に張り付いた途端、重苦しくなってくるものだ。 そんな夏の終わりを感じさせるその日。 私はひとつ歳をとって、18歳になった。 学校から帰ってきた私は、制服は脱がずに靴下だけほっぽりだして、ベッドに寝転んで仰向けに。 横に目を向けると、いつも持ち歩くスクールバックの隣に紙袋がもたれかかってる。 雑貨屋さんで貰えるピンク地に緑色のロゴの入った紙袋には、 色とりどりのかわいらしいリボンで着飾った小袋が頭を出してる。 今日は私の誕生日だった。 軽音部では特に決めたわけじゃないが、誰かの誕生日を迎えるたびにそれ以外のみんなで こっそりとサプライズを企画していて、どっかーんとやるのが恒例になってる。 去年の今日は、唯と遊ぶ約束をして、いざ唯の家に行ったらみんなからクラッカーの洗礼を受けた。 自分でも他のみんなの誕生日にサプライズを企画しているから、 きっと自分の誕生日にもなにかしらあるんだろうなぁ、と感づいていながらも、 それでもびっくりするし、嬉しいものだ。 今年の夏休みは夏期講習があったけれど、なんとなく週二ぐらいのペースで 部室に集まって練習したり、駄弁ったり、お茶したり…。 まぁ、普段通りに軽音部の活動をしていた。 今日も、さぁ練習とそれぞれが楽器を構え、私はチューニングするみんなの背中を眺めてた。 そして、顔の前にすっとスティックを構え、自分の、みんなの気を引き締めるいつもの合図を。 ワン、ツー、スリーの合図のあと聴こえてきた音は、 クラッシュシンバルの音とパンッという大きい破裂音が不揃いに4つ。 私は、今日、人生で初めて学校で誕生日を迎えた。 今まで学校で祝われたことないのは、夏生まれの宿命である。 幸いにも、私は友達づきあいが広かったものだから、 夏休みだというにも関わらず、毎年なんだかんだいろんな人に祝ってもらってる。 けれど、学校で祝ってもらえるってのは、どうしようもなく憧れていた。 いつも、みんなでおしゃべりする場所で、みんなに祝ってもらえる。 それってすごく幸せなことじゃないか。 思い出すと、自然に顔が綻んでしまう。 部室でケーキを囲うことなんて日常茶飯事なのに、いつも梓が座ってるお誕生日席に座って、ケーキもホールで、 「Happy Birthday Ritsu!!」の文字の入ったチョコのプレートがちょこんとのっかっていた。 ムギのケーキはいつも食べているけれど、今日は特別おいしくて、さっそく次の誕生日が楽しみになる。 …次の誕生日は、 脳裏によぎる。顔が強張るのが分かる。思考を乱暴に捨てようと、体を起こし、勢いよく頭を振る。 「そうだ…プレゼント。みんな何くれたんだろうなぁ」 無理やりに明るい声を出す。声はいつも通り、元気な私の声。大丈夫。雲は晴れた。 「んーとたしかこれは、梓のか」 梓のプレゼントの小袋は、紙袋と同じお店のロゴが入っている。ピンクいうカラーリングが、少しこそばゆい。 袋から顔を覗かせたのは、お腹がしましまになってる青いペンギン。 ペンギンの裏側はポッケになっていて、そこに保冷ジェルが挟み込んである。 「おぉ!これは勉強中に重宝するなぁ!」 冬はホッカイロに入れ替えてもいいだろう。頑張って考えて選んでくれたんだな、というのが感じ取れて、 ただ一人のいつもはちょっと生意気な後輩の気遣いに感謝する。 「お次は、ムギのだな。梓と同じ店の袋っぽいけど、一緒に買い物したのかな?」 ムギと梓が仲良く買い物してる姿っていうのはなかなかないだろう。 同じ店のだったとしても一緒に行ったとは限らないが、 二人があれこれ言いながら買い物してる想像はすごく心地が良かった。 ムギのプレゼントはお弁当箱だった。 しかも、魔法瓶みたいに保温してくれる容器があるお弁当箱で、 ご飯好きの私としては、ホカホカご飯が学校でも食べれるなんて!と嬉しくて、 今からでもお弁当の献立をたてたくなってしまう。 「唯のかー。唯の趣味はよっくわかんないとこあるからなぁ」 恐る恐る袋から取り出すと、プラスチックの箱に囲われた…サボテン? 銀の四角い鉢は、正面に顔が描かれていて、プラプラと側面に足と手がついている。 ロボットみたいなそいつの頭は土が詰まっていて、小さいサボテンがにょっきり生えていた。 失礼だが、唯にしてはかなりかわいい贈り物だ。ちょっと変わってるところはあるが。 部屋を見回して、手頃な棚の上にロボサボテンを腰かけさせる。サボテンの緑がよく映える。 ちゃんと見ると、サボテンの頭にはつぼみがついていた。いつ咲くんだろうか。 「さって最後のは澪のなんだけど…」 よくある大きさの四角形。少し嫌な予感がする。 かわいい動物が森で演奏している包装紙は、実に澪のメルヘン趣味が投影されている。 きっと自分で包装紙を選んで、包んだに違いない。器用な奴め。 丁寧にテープをはがして、包みを取ると、ラッピングと同じように可愛い柄のノートと、 おおよそ可愛いという言葉とは結び付かないカバーの本が一冊。 「基礎問題集」と書かれたその本は、私の苦手な分野のものだった。 「プレゼントに問題集ってどういうことだよお!」 思わず頭を抱えて叫んでしまった。 小さいころから毎年誕生日を祝い合う仲だ。 これはまさかの誕生日プレゼントのネタ切れでも起こしてしまったんだろうか。 いや、そんなはずはない。 先ほどの、一瞬よぎった暗い気持ちが蘇る。 夏が終わる。いつもの部室。ケーキ。ペンギン。いつか咲くサボテン。澪のくれた問題集。 バラバラと、言葉が頭の中に降り注ぐ。 秒針が進む音がやけに響いて、より一層胸をざわめかせる。 勉強。進路。冬が来て。 その先は。 考えたくない。けれどわかっている。 誕生日を迎えて、いやそれより前に、三年生になった入学式のときから、わかっていたこと。 秒針が進んで、長針が進んで、短針が進んで、カレンダーの日にちが一つ進む。 いつも軽音部のみんなと、一緒にいる日々は当たり前に続いて、 そして確実に卒業に突き進んでいる。 奥歯をギュッと噛んで湧き上がってくる切なさを押しとどめる。 何かの拍子にすとんと、手に持っていた問題集から、白いものが落ちた。 それは封筒で、見慣れた澪の字で「Happy Birthday!!!」と書かれている。 手紙だ。 喉まで迫っていた切なさは、すっと胸のところまで落ち着いた気がする。 『 律へ 誕生日おめでとう これからもよろしく ずーっとずーっとよろしく 澪より 』 短い言葉。飾らないそのままを書いてあるだけなのに、すっと胸に染みわたるのがわかる。 「あれ、まだ中になんか入ってる…」 封筒にはまだ重みが残っている。逆さまにして、手のひらに落とす。 じゃらと手のひらに重みが移る。光る銀色。 ネックレスだ。 「ちょ、え」 絡まらないように、丁寧に広げる。澪らしくかわいい動物のチャームでもついてるのかと思いきや、 大きく予想に反して、それは光を受けてキラリと光る。 「指輪って…」 「しかも封筒に入れてとか…ロマンチストにもほどかあるだろぉ」 口では文句を言いつつも、今まであれやこれが綺麗さっぱり吹き飛んだのが分かる。 胸に残るのは、温かさ。 顔もほころんでしまう。 嗚呼、勝手に不安がってた自分がバカみたいだ。ほんとにバカみたいだ。 たしかに卒業が迫ってる。みんなとの楽しい時間が、確実に終わりを迎えようとする。 ただし、それは私たちが望めば、いくらでも場を変えて、続けていられるんだ。 未来はきっと今とは違うんだろう。 でも、根元のほうは変わらずにいられるはずだ。 肝心なことが抜け落ちていた。 だって、結局いつも澪と一緒にいるじゃないか。 クラスが変わっても、小学から中学、中学から高校に上がっても。 (私たちが望むなら。) 蛍光灯に指輪をかざすとキラキラと輝いた。 余談というか今回のオチ。 「んじゃこっちのノートは、これにガリガリ問題を解けーってことなのか」 なんだかんだで、世話焼きのお節介屋さんなのだ。秋山澪というやつは。 しかし、今回は私の予想の斜め上を行った。 「カレンダー?手帳みたいなもんかな?」 正確にはカレンダーでもなかった。 カレンダーの枠と曜日が書いてあるだけで、日付はすべて空欄になっているのだ。 きっと自分で書きこむんだろう。 なるほど、これならこんな中途半端な時期でも手帳として機能するし、なかなか便利だ。 パラパラとめくって最初の見開きページにいきつく。既に文字が書かれていた。 8月の日付、明日以降の夏期講習の予定、学校の始まる日、 それから『問題集p.4~9』という風に数字が毎日5ページずつ進んで書かれている。 えーっと、つまり? ページをめくる。 一番最初のページだ。 カレンダーの枠線でなく、罫線が引かれているそのページは既に澪が書いたらしい字で埋まっていた。 『 夏休みの宿題終わってるか? 律のことだから終わってないんだろうけど… 私が書きこんでおいた予定を参考に、終わってない分の宿題を等分して、 ちゃんと計画して終わらせるんだぞ。 計画をしっかり立てることも、 受験勉強には大切なことなんだからな。 今年は絶対泣きついても宿題 見せてあげないからな! 律はやればできるんだから、ちゃんとやるの! それから、入学試験は朝からあるんだから、今からちゃんと生活リズムを 整えないとだめだぞ。早寝早起きを心がけて ここから先も延々とこの調子が続きそうだったので、パタンとノートを閉じた。 「ああもう!おまえは私のお母さんか!」 名前 コメント
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放課後、部室に行くと澪の姿がなかった。 あぁ、そりゃあ澪は忙しいか。 何たって今日はバレンタインだ。 好きな人に、チョコとか渡す日…我ながら漠然とした解釈である。 澪にはファンクラブなるものがあるわけで。 多分今頃どこかでもみくちゃにされているんだろう。 「澪は?」 けど一応確認。 「連れてかれちゃった」 とムギが答える。 ふむ、やっぱり。 「結構な人数でしたね…」 「私もチョコ欲しいなー」 「ちゃんと用意してるわよーチョコケーキ!」 「んぇへへへ流石ムギちゃーん」 「澪先輩来るまで待ちましょうよ」 「…んーでも澪食べるかなー」 「あぁ…今いっぱい貰ってるでしょうしね」 そう、そんなに人がいたんなら嫌と言うほど貰ってるはず。 果たして食べるだろうか。 実は、私もチョコを作ったりしてんだよなー。 もちろん、澪の。 …んー、だけど必要ないかも。 寂しいけど、帰って自分で食べよ。 「それにしても澪ちゃん凄い人気だよねー」 「はは、私なんか一個も貰ってないってのに」 「澪先輩は特殊なんですよ」 「…そんなこと言ってるりっちゃんにお客さんよ」 と、一人の女子生徒が部室に入ってきた。 「…どーやって食えっていうんだ…」 さっきまでファンクラブの人からチョコ貰ってたんだけど…量が多過ぎる。 多分軽音部からも何かしら貰うだろうから…うーん、体重計が踊りそうだ。 …あいつは、貰ったんだろうか。 まぁどうせ貰えてないだろうから、一応用意してきたんだけどな。 泣きつかれても面倒だからな…うん、そう、それだけ。深い意味はないぞ。 毎年あげてるから、惰性だ。うん。 なんて心の中で言い訳して、音楽室の扉を開く。 そこには律の姿が無かった。 「…律は?」 私が問い掛けるとムギは少し苦笑する。 ん?なにかおかしいか? 「連れてかれちゃった」 …連れてかれた…? 「わー澪ちゃんすごい量…ちょっとくれたりは」 「連れてかれたって、誰に?」 「うわぁいスルーだぁ」 「黙ってましょうね、唯先輩」 「さぁ…私は知らない人だったけど」 「綺麗な人だったよー」 「多分三年生の人でしたよ」 上級生…?そんな人が律に何の用があるんだ…? そこに律が帰ってきた。 「お、澪来てたんだ」 「あ、あぁ」 「りっちゃん何だったのー?」 「えっ、いや、その…」 モゴモゴと言う律の手には、綺麗に包装された箱があった。 何だか、言葉が出なかった。 「あっそれチョコじゃない?」 「…ん、貰ったん、だ」 と顔を赤くさせ律は言う。 …何だよ、それ。 「もしかして本命かしら?」 「………らしい」 「うへぇ!凄いねりっちゃん」 「先輩から告白されるとは…」 「う、うるせーよ!」 バタバタと暴れる律を見ながら、私の頭は曇る。 律が、本命を貰った。 律の手には、綺麗に包装された箱と、その箱のリボンに挟まっている手紙。 それを見ると、今鞄にある私の手作りチョコが酷くちっぽけに思えた。 それから家に帰って。 貰ったチョコやらクッキーやらを全部食べた。 美味しいんだけど、何度か吐き気がした。 胸やけハンパない… 結局律にチョコは渡さなかった。 …渡せなかった。 あれから部活はしたんだけど、律の様子はいつもと違った。 端から見たらそうでも無いんだけど、私には分かる。 …律からも貰えなかった。 あぁ、もう私にあげる必要もないのか。 ひいては、私があげる必要も。 本命貰えたんだから。 きっとホワイトデーの時とかにも、お返しするのかな。 私としてたように。 バレンタインもホワイトデーも、クリスマスとか初詣なんかも。 今まで私だったものが、これからはその人になるのかな。 私の惰性も終わる。 私の代わりに、その人が埋まるのかな。 しかも、それは私みたく仮じゃなく、本命。 …あぁ、それは嫌だな。 本当に、嫌だな。 まだ律とやりたいこといっぱあるのに。 律のチョコが食べたい。 小学生のときの、チロルでもいいから。 中学生のときの、しょぼい市販のチョコでもいいから。 …高校一年のときの、手作りチョコでもいいから。 ずっと、私とバレンタインしてよ。律。 そしたら私も、手作りのチョコ作るから。 あんまり上手くないけど、私頑張るよ。 美味しくなるように、練習するから。 本命、作るよ。 だから… 自然と涙がこぼれる。 拭っても溢れる。 「…チョコ…ひぐっ…食べたいよぉ…」 「お前がそんなに大食いだとは思わなかったぞ」 「……り、つ?」 「なーに泣いてんだよ」 そう言って私の隣に座る律。 …律だ。律、りつ、りつ… 「すげーな全部食ってやんの…」 「…りつ…りつぅ…!」 「あー?そーかそーかまだチョコが欲しいんだな?」といって、律はガサガサとポケットを漁る。 それから、手には少し小さな包みが。 「私の手作りチョコだぞ」 それを聞いてまた涙が出てきて。 一つ口に入れるんだけど全然味が解らなくて。 せっかく律が作ってくれたのに。もったいない。 「明日、断ろうかなーって」 不意に律がそんなことを言う。 もちろん、その人との事だろう。 「…なんで?」 「私にはまだそういうのよくわかんねーし」 「………」 「それに、澪に構わなくなったら、お前寂しがるだろ?」 「…私を理由にするなよ」 「うはは、まだまだ澪と色んなことしたいからさ」 「……あのね、りつ」 「おう」 「…私もチョコ作ったんだけど…」 「へぇー」 「…余ってるから、食べる?」 「しゃーねぇ、食べてやるよ」 どうやら、私の惰性は続くみたい。 嫌じゃないよ。 できれば、来年も、再来年も。 律に私の代わりができるまで。 …そんな日、来なくていいのにな。 END 名前 コメント
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投稿日:2010/11/09(火) 15 16 49 デデンデンデデン さわ子「ついに、ついに完成したわよ!」 デデンデンデデン 唯「この時が、いよいよ来たんだね!」 デデンデンデデン 紬「ええ! ―――律わんの完成よ!!」 律「ねぇ、待って。ちょっと待って落ち着いて。おかしい。後、梓ターミネータの曲流すの止めろ」 ある晴れた日のこと。魔法以上の愉快が~。 と頭の中で流れている気がするが、気にしない。 いや、実際ね、今“私の律”は現実ではありえない姿をしていた。 梓「完璧ですよ! 犬耳、尻尾が生えているだなんて!」 律「ねえ、お願い中野さん。あなただけが頼りなの。目を覚まして」 澪「いいじゃないか律。流石は私の“狗”だな!」 律「よし、澪も今すぐ起きて。起きないなら10秒後にビンタする」 澪「しかし、どうやって律に生やしたんだ?」 紬「琴吹家の科学力は世界一よ。澪ちゃん」 もう、何でもありだよな。ムギの家って……。 律「どーでもいいから、早く戻してくれよぉ!!」 とか言いつつも、左右に振られている律の尻尾。 澪「言葉では否定してても身体は正直だな」 律「誤解受けるような言い方は止めろ」 唯「まあまあ、りっちゃん。キーホルダーおみくじやらせてあげるから怒んないでよ~」 律「懐かしいな、それ。んじゃ、なになに? マジキチ…あなたはご覧の通りです。余計なお世話だよ」 思った以上に良いな。律わん。 普段自分の感情をあまり表に出さない律でも、尻尾や耳は本当に正直で。 シュンと項垂れたそれは、もう、なんとも形容しがたいものがある。 さわ子「何かりっちゃんに足りないものがあると思ったら、これよ!」 そうして、取り出したるは青色の首輪。 抵抗虚しく、首に付けられた律の姿は、何というか…可愛い。 律「ちくしょう…。他人事だと思ってぇ…」 澪「まあ、律落ち着けよ。今の律、凄く可愛いよ。勿論、普段の律も可愛いけど」 律「っ、べ、別に…嬉しかねーし…」 そんな言葉とは裏腹に、パタパタと振られる尻尾。 本当に、可愛い。 何故、律はあそこまで嫌がっていたのか、答えは簡単。 今日は、珍しく朝練をすることになっていたためだ。 うん。今思えば、それすらムギやさわ子先生の策略だったのかもな。 と、いうわけで、教室。 律はあっという間に人に囲まれる。モフモフされてる。 みんなに囲まれて笑顔を見せている律。 ほんのすこし、モヤモヤ。 唯「ほーら、律わん、ボールだよぉ」 律「くっ、別にそんなの見せられても、遊びたいなんて思ってねーし!」 信代「素直になった方がいいと思うよ~? 律」 結局、本能に負けてボールを追いかけ始める律。 すこし、モヤモヤ。 いちご「律、お手」 律「お前バカにしてるのか!? いや、してるんだな! んなことするわけねーだろ!?」 姫子「悪い子だね律、お手だよ」 どこか、犬に近くなっているのか、また本能に負けて2人にお手。 かなり、モヤモヤ。 結局、1日中律はおもちゃにされてて、部活もまともに活動はしなかった。 まあ、いつものことと言ってしまえば、それまでだけど。 律「まったく、人のことを何だと思ってるんだろうな。揃いも揃って、ペットみたいな扱いしやがって」 澪「…………」 律「…? 澪?」 澪「今日、私の家来てくれないか? 2人とも出張で帰って来ないんだよ」 律「おー。いいぞ。私もこんな姿聡なんかに見られたら、絶対爆笑されるからな」 朝から続いていたモヤモヤが晴れることは、なくて。 何となく、今日は律を少しでも傍にいさせたかった。 私の部屋に着くなり、早々にベッドに腰掛け、雑誌を読み始める律。 ……何だよ。相手、してくれたって、いいじゃないか。 私と律との間に出来る沈黙は嫌いじゃない。 それは、別に気まずくて訪れる静寂ではないから。 けど、今日の私は、それすら嫌になっていて…。 しきりに話を振るのだが、雑誌を読むのに夢中な律は生返事。 律「あ、そういやさ。聞いてくれよ澪。いちごの奴いくら耳が生えてるからって酷いんだぜ?」 ようやくまともな切り返しがきたかと思えば、皆との今日の出来事の話。 知ってるよ。ずっと、見てたもん。 律「んでも、今、私犬なわけだから、誰が飼い主になるんだろうな?」 律にとっては軽い冗談。 きっと、まあ澪かな? なんて私をからかおうとして、そんなことを口にしたんだと思う。 けど、 朝から変なモヤモヤを抱えていた私は、そこでプチッと堪忍袋の緒が切れた。 隣にいた、くつくつと笑いを浮かべる律を勢いよくベッドに押し倒す。 衝撃のせいか小さく声を漏らしていたが、そんなもの知るか―――。 間髪いれずに、その唇に深いキスを落とす。 律「んっ……ふ…んむっ……」 逃げようとする舌を捕まえて、私のそれと絡めていく。 律「んんっ…! ……んぁ…」 漏れてくる息の抜けた声に、歯止めが利かなくなる。 フサフサの犬耳に左手を添えてやると、明らかに反応を変えていた。 律「んん! …っ、ふぁ……!」 律の唇の端から、もはや、どちらのものかも分からない飲み込みきれなかった唾液が流れる。 そこで、ようやく私は律と少し距離を空ける。 繋がった銀色の糸は、夕日に当てられて、どこか綺麗だった。 律「はぁ、っ……はぁ…、んっ!」 必死に酸素を取り込んでいた律を見て、もう一度深く口付ける。 澪「―――りつ、」 律「はぁ、はぁ……っ、な…に?」 澪「みんなに遊んでもらって、嬉しかった?」 律「な、に…言って…」 澪「答えて」 律「んんっ……」 答えてくれないのは、私が唇を塞いでいるせいなのに、 早く答えを求めたがっている私は、どこか矛盾していて…。 息苦しそうに、眉をハの字に曲げて、荒い息を繰り返しているのは、間違いなく私の下にいる律。 ……律の奴、首輪、付けたままじゃないか。 目に映ったのは、青色の、律に巻かれている首輪。 澪「りつ……」 グイッとその首輪に手をかけて、無理やり律の体を起こす。 少し痛かったのか、顔を歪ませる姿も、今の私にとっては本能を促進させるものでしかなくて…。 律「み、お……」 ああ、私はみんなに嫉妬していたんだな、と今更ながらに理解した。 澪「律が、悪いんだからな」 今はただ、律を感じていたくて……。 これが終わったら、うんと優しくしてやろうと心に誓って。 今度は静かにベッドへと押し倒す。 澪「伏せだ、律。誰がお前のご主人様か教えてやる」 パタパタと静かに揺れた尻尾を目に留めて、微笑みながら、もう一度律にキスをした。 マジキチ吹いたwwwww -- 名無しさん (2011-03-28 02 58 18) S澪ちゃんいいなw -- 名無しさん (2012-01-05 21 41 32) りっちゃんドMっぷりも良いな -- 名無しさん (2012-04-05 18 29 25) 名前 コメント
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クリスマスイヴ。 それは恋人たちの夜。 夕方、既に街は幸せそうなカップルで溢れていた。 私も年頃の女の子ではあるはずなんだけど、そんな世界とはまるで縁のない所にいる。 そう、まるで縁のない所。 恋人はおろか、好きな人すらもいない。 好きな人すらもいない。 …いないんだ。 「はぁ…」 「ん?どうした律」 思わず漏れたため息に、隣を歩く幼なじみが声をかける。 今日は二人で買い物に来ていた、その帰りである。 時間が経つにつれ増えていくカップルたちを前に会話は自然と無くなっていた。 私の様子を伺う彼女の方に視線を移す。 私とは違ってとても美人な幼なじみ。 私たちは女子高に通っているが、もし共学だったなら男が放っておくはずがなかっただろう。 いや、今ですら恋人がいないのが不思議なくらいだ。 「なんでもない。澪は…」 「ん?」 「その…好きな人とかいないのか?」 「え…?」 「ほら、クリスマスだろ?私はともかく澪は人気あるから。だから、好きな人と過ごしたりしないのかなってさ…」 「………」 不機嫌な表情を浮かべて黙り込む。 まずかったかな…。 「ご、ごめんみ」 「律は」 「え?」 「律は好きな人、いるのか?」 「私は…」 好きな人なんて…。 「…いないよ」 「…そうか」 私たちはその後、再び黙々と歩き続けた。 やがて彼女の家の前へ到着する。 ここでお別れだ。 「じゃあ、澪」 「ん…」 まだどこか不機嫌な様子だ。 余計なことなんか言わなきゃよかった。 「澪か私が男だったらよかったかもな」 せめて機嫌くらい直してもらおう、そう思っておどけてみせる。 でも本当は…。 「………」 また黙り込んでしまった。 ここは素直に謝っておこう。 「えっと、ごめんな、澪。変なことばっかり言っちゃって」 「…いいよ。それより律、上がっていかないか?」 「え…あぁ、うん」 機嫌はまだ直ってないみたいだ。 一体どういうつもりなんだろう。 「じゃあ律、私はリビングの電気つけてくるから先に部屋行ってて」 「あれ、誰もいないのか?」 「ああ。二人で泊まりがけだって」 「ふーん…。分かった」 単に寂しかっただけなのかな。 私は言われた通り、彼女の部屋へと向かう。 それにしても暗い。 ついさっきまで夕方だったっていうのにもう真っ暗だ。 「えっと、部屋の電気は…っと」 「律」 「あ、澪。電気のスイッチどこだっ」 「律っ」 背中から包まれる感触。 何も見えない分、その感触だけが強く。 「どうしたんだよ?澪…」 「律は…」 包む腕に力が入る。 「律は、やっぱり、男の子じゃないとだめか?」 「え…?」 「女の子同士じゃ、だめか?」 「何…」 「…私じゃ、だめなのか…?」 「………」 沈黙。 暗闇の中、私を包む感触が震えている。 鼻をすする音が聞こえる。 泣いてる、泣いてる。 本気なんだな、澪も…私も。 私たちはそのまま、お互いの涙が止まるまでそのままだった。 そして、 「本当はさ」 もう抑えてはおけないと思ったから。 「私、澪のこと好きだよ」 「じゃあなんであんなこと」 「…私たちは女同士だから。だからこんな気持ちはなかったって思いこもうとした。それに…」 「?」 「…澪は美人だししっかりしてるから、このままいけばいい人と一緒になって幸せになるんだろうなって。それこそ、私なんかとくっついたりした場合なんかよりずっと幸せに」 「………」 「だから」 「律」 「わっ…」 不意に体の向きが変えられ、唇に柔らかいものが触れる。 「え…?」 「ばかりつ…」 キス、された…? 「人の気持ち無視して、人の幸せ決めつけて…!私はそんなのより、律と一緒になる方がずっと幸せなんだからな…!」 顔は見えないけど、多分、また泣いてる。 「みお…?」 「な、ん…だよ」 「私は澪と一緒にいていいのか?澪のこと好きでいいのか?澪も本当に、それでいいのか?」 私を縛り付けていた不安が率直な言葉で溢れてくる。 「それでいい、じゃない。そうじゃなきゃ、嫌だ」 「あ…」 本当に、もう私は私に嘘をつかないでいいんだ。 そのせいで澪のことを傷つけることもないんだ。 多分今よりずっと子供の頃からの気持ち。 ようやくそれを認めてあげることができたんだ。 澪の息遣いを感じる。 私はその方向へそっと手をのばす。 ああ、やっぱりちょっと濡れた感触。 そしてそこから少し下へ手を動かす。 …見つけた。 「澪、大好きだ。愛してる」 「律…私も律のこと、愛してる」 手の位置をたよりに、そっと唇をつける。 「ん…りつ…」 「みお…」 こうしてクリスマスイヴに、私たちは結ばれた。 おわ…らない 「………」 「………」 「そろそろ電気、つけるか」 「あ、そうだな。スイッチってどこらへんだっけ」 「えっと、律からみて左側の壁にあるんだけど。ちょっとさぐってみてくれないか?」 「わかった」 「頼むな…」 澪の腕から解放された私は、なんとかスイッチをさぐりあてようと手に全神経を集中させる。 「ん…っと。これかっ」 ビンゴだ。 「うわっ…ずっと暗い中にいたから眩しいなみ」 「そうだな」 「!?」 反射的に閉じた瞼を開くと、なんとそこには一糸纏わぬ彼女の姿があった。 「な、なな、なんで脱いでるんだよ!」 「どうせ脱ぐんだ。ただそれが早いか遅いか、それだけの問題…そうだろ?」 「へ…?」 「律、その、今日泊まっていってくれるよな…?」モジモジ そこまでしといてなんで今さら恥ずかしがってるんだ。 「えーっと…」 「だめ…か?」ウルウル 「うっ…」 くそっ、上目遣いは反則だ! 「と、泊まっていきます。…クリスマスイヴは恋人たちの夜って言うし」 「こ、恋人たちの夜!?変なこと考えてるんじゃない!」ゴツン 「はぅぅ!既に裸になってる澪にだけは言われたくない!」 「私は変なこと考えてなんかないぞ!」 「じゃあなんだそれは!」 「愛…かな」 トスッ 「変なことばっかり考えてる律には愛を教える必要があるな。うん、変なこと考えてる律が悪い」 「み、みお…?」 「嫌?」 「…そんなわけ…」 「ふふっ…メリークリスマス」 そして私たちは三度目のキスをした。 あとそれから、私は澪以外の所へお嫁にいけない体になった。 「まぁ私が貰うんだけどな」 「みお///」 私たちはとっても幸せです。 おわり。 澪、りっちゃんを幸せにしてやるんだぞ! -- 名無しさん (2012-01-04 03 29 54) 名前 コメント
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空が橙色に染まる頃 うら若い女子達の声が空高く響くとある女子校の放課後 麗らかな西日の中で四人の乙女達が意見を交換し合っていた 紬「唯ちゃんが男の子だったら…」 梓「私に抱き着く絵面がヤバイことになりますね」 紬「全国のペロリストが発狂するわね」 唯「はいはいっ!ギー太がギー子になる!」 澪「あまりいい音が出なそうなネーミングだな…」 先日紬が性別が入れ替わってしまう主人公が題材の漫画を読んだのをキッカケに 音楽の練習もせず軽音部の面々が男になったら、という妄想で盛り上がっていた 唯「澪ちゃんが男だったらどんな風になってたかな?」 澪「えっ私?!」 梓「そりゃあ、今以上に大規模なファンクラブが出来てたんじゃないですか?」 紬「毎日ラブレターが届くわね」 梓「ハーレムですね」 紬「澪ちゃん専用女の子ブッフェ(食べ放題)」 唯「何それおいしそう~♪」 澪「ムギがカッコ付きで恐ろしいことを…」ブルブル 梓「でも奥手で優柔不断なせいでなかなか一人に決まらないんですね」 澪「」 ~中略~ 唯「じゃあ最後は、珍しく部長会議に出ていてココにいないりっちゃん!」 梓「あ、すげぇチャラ男の電波を受信しました」 澪「さすがにチャラ男は無いんじゃ…」 梓「そうですか?いかにも調子に乗ってナンパとかしてそうですよ、チビのクセに」 澪「(梓、ショタって一斉に言われたの根に持ってるのかな)」 紬「梓ちゃん!それは違うわ!」バン 梓「ムギ先輩?!」ビクッ 紬「確かにりっちゃんが男になったらとりあえず手当り次第女の子に声をかけてアドレス聞いて回ってそうよ…けど!」 唯「ムギちゃん何気にヒドイよね」 澪「…(嫌な予感が)」 紬「あくまで!律男は澪ちゃん一筋なのよ!」ドンッ 梓「ああ」 唯「確かに」 澪「」 梓「いつも澪先輩の胸揉んだりしてセクハラしてますもんね」 唯「はいはいっ!」ガタッ 紬「はい唯ちゃん!」ビシッ 唯「りっちゃんは澪ちゃんと出来ちゃった結婚しそう!」 澪「な…?!」 紬「唯ちゃん!」ガタタン 澪「ムギ!なんとか言ってやっ…」 紬「分かるわ…っ!」ナイス 澪「分かるの?!」 梓「律先輩は下半身でモノ考えてそうですからこんなワガママボディの幼馴染がいたら襲ってそうですね」 紬「そうね、初体験は中学2年生頃、高校では毎日毎日家でイチャイチャ、大学生で酔った勢いでうっかりしてしまって妊娠3ヶ月でゴールイン♪」 澪「もはやツッコむ気力も無い…」ヘナヘナ ドアバーン!!! 唯「ハッ!!ドアが勢いよく開いた!!」 律「お前らあああああああああああああああああ!!!」 梓「噂をすれば…」 紬「り、りっちゃん!どこから聞いてたの?!」 律「唯が男だったら、からだ!」 澪「最初からかよっ!」 律「いやぁ、部長会議ブッチしたのバレちゃうと思って☆」テヘペロ 梓「残念、今バレました」 律「えぇいそんなことはどうでもいい!人がいないのをいいことによくも言いたい放題言ってくれたな!」 梓「さり気なく責任逃れを…」 律「私が男だったら澪を孕ませて学生婚?冗談じゃない!私はそんな無計画な人間じゃない!」 唯「私が言うのも何だけどかなり信憑性に欠けるね」 梓「っていうかヤルこと自体は否定しないんですね」 律「そもそも何でお前らの中で私と澪が確定してんだ!?おかしーし!」 紬「ん?」 唯「え?」 梓「はぁ?」 澪「律…」 ドアドガーン!!! さわ子「りっちゃん!!!」 律「うわっ!?」 唯「今度はさわちゃんが入ってきた!」 さわ子「何の話をしてるのかと思えば…若さって怖いわね」フゥ 紬「先生…」 さわ子「過ちは誰にだってあるわ、知らぬうちに人を傷付けてしまうことも、自分を傷付けてしまうことも…」 唯「さわちゃん…」 さわ子「そんなあなた達に一言だけ言わせてもらうわ…セーフセッ○ス☆」 梓「最悪だこの先生」 律「もういい!澪っ!」 澪「うおっ?!」 律「帰るぞ!」ダッ 澪「ま、待てよ!おい、律ってば!」ダッ 唯「帰っちゃったね」 紬「ちょっとやり過ぎたかしら?」 梓「ただ単に練習したくなかっただけじゃないですかね」 さわ子「とりあえずお茶にしましょうよ~」 見慣れた道を二つのデコボコな影が揺らめいて 空はすっかり深い藍色に染まり点々とした街灯のみが辺りを照らしていた 律「…」 澪「…」 律「…」 澪「…律、おかしーって言った」 律「しょ、しょうがないだろ!皆にバレたらヤバイし…」 澪「…」 律「…」 澪「…私って奥手かな…」 律「…まあな」 澪「…そっか」 律「…でも、告ったのは澪だし、優柔不断じゃないよ」 澪「うん…」 律「…」 トコトコ 澪「…律は女の子のアドレス聞いて回りそうだな」 律「な、なんだよー」 澪「でも本当は…律は、わ、私一筋、だよな…?」 律「あ、当たり前だろ?!そんなの今さら聞くなよ///」 澪「だって、律、あんまり、す、好き、とか…言ってくれない…」 律「ばっ…だって恥ずかしいーし…///」 澪「私は、頑張って言ったのに…」シュン 律「…あーもー!分かったよ!帰ったらいっぱい言うからそんな顔すんな!」 澪「…言うだけじゃヤダ」 律「え?」 澪「態度で示してくれなきゃ、ヤダ」 律「み、澪///」 梓「心配になって尾けてきましたがこれはヒドイ」 唯「ラブラブだね」 紬「やっぱり女同士が一番ね♪」 和「いくらイチャイチャしようが関係無いけど部長会議くらい出て欲しいわ」 さわ子「終われ」 さすが律澪だ...ww -- 名無しさん (2012-01-09 02 34 00) 和ちゃんwwww -- 名無しさん (2012-01-09 02 46 04) クソふいたww -- 名無しさん (2012-01-23 00 59 49) 名前 コメント
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澪「だーめ」 律「いいじゃん!澪のけち、なぁたったの一ヶ月だぞ?」 澪「駄目ったら駄目なんだ!」 律「じゃあ、3週間、いや2週間ならどうだ?」 澪「・・・・やだ」 律「くぅー、よし、1週間!」 澪「一週間も・・?嫌だよ律ぅ」グスッ 律「・・・じゃあどのくらいなら平気なんだ?」 澪「一日くらいなら・・」 律「よしわかった。一日だな。って、一日じゃ行って帰っても来れないし!!」 澪「・・・この間・」 律「ん?」 澪「この間律が家族旅行で3日間いなかったろ?」 律「うん、そんときは沢山電話したな。」 澪「その時な、声は聞こえても直ぐに会いに行けない事がこんなに辛いと思わなかったんだ」 律「確かになかなか電話切れなかったもんなー。それがロンドン東京間になったらと思うと・・。」 澪「だから律・・」 律「いや、本当は1年行こうと思ったんだ。でもそしたら大学休学しなきゃならないし、 夏休みの間だけロンドンでドラムの勉強をするんだ。これはHTTの為でもあるんだぞ?」 澪「律のバカ!わざわざロンドンまで行く必要なんかないし、そのままでもHTTのドラムは律しかできないってわかってくれたはずだろ!?」 律「澪のバカ!私がレベルアップして困る事なんかないだろ?澪ならわかってくれると思ったのに!」 澪「そそ、それに、一ヶ月も離れたら、私が浮気するかもしれないだろ?心配じゃないのか?」 律「その点についてはまったく心配してないんだなーこれが」 澪「う、う、うぬぼれるのも大概にしろ!私だって、私だって例えば、えーと・・・もしかしたら唯と!」 唯「ゲホッ!私を巻き込むのはやめてくだせえ・・」 澪「えーと、そしたらムギと!」 紬「あの~」 澪律「なんだ?」 紬「二人で行けばいいんじゃないかしら」 澪律「・・・・・・・」 澪「しかたないな・・我が儘な恋人をもって苦労するよ」 律「なんだと!?た、た、頼んでないし!」 澪「嫌なのか?」ウルウル 律「いいえ、むしろ、よろしくお願いします。」 澪「えへへ・ねえ律、これって新婚旅行とかかなあ?」♪~ 澪「あ、そうだ。ママに電話しておこう。」 律「え//」 唯「女心と秋の空、か。」フゥ 律「こんにちは」 澪ママ「いらっしゃい!りっちゃん久しぶりね~。ごめんなさいね、澪いなくて」 律「はぁ・なんか急にレポート提出がとか言ってましたけど・・。私だけでよかったんでしょうか。」 澪ママ「そうね、むしろ好都合よ。りっちゃんにお願いしたい事があったの」 律「なんでしょう。まさか、澪との交際に反対とか・・」 澪ママ「それは無いんだけど、この辺りで恋のライバルとか出現した方がいいんじゃないかなーと思うわけ」 律「はい?」 澪ママ「だって、澪とりっちゃんってなんて言うか、その間に割って入る隙がないっていうか、完全な夫婦っていうか。いっつも甘甘のバカップルでつまらないと思うの。」 律「え、つまらないとか言われても・・澪を他の人に渡す気はありませんから・・」 澪ママ「二人でロンドンに新婚旅行に行くんでしょ?だから、この機会に澪をハラハラさせて絆を深めるイベントを考えたんだけど、どうかと思って。」 律「・・・・一応聞きますけど・・」 澪ママ「最初はりっちゃんが浮気をするパターンね、その現場を澪が目撃するのよ。」 澪「律、キスしてた・・」 律「あれはしたんじゃなくて、されたんだ!」 澪「人のせいにするんだ?卑怯者!」 律「くう!澪!この手のひらを屈んで見て!そしたら目をつぶるんだ!」 澪「なんで?」 律「いや、なんでっていうか・・・え?」(もしかしてこんなてに引っかかった私ってバカなんだろうか・・・) 澪「・・・律、この手の隙間のぞいてみて」 律「うん・・」背伸び 澪「そしたら目をつぶって」 律「うん・・」 チュ 澪「ほんと、すぐ騙されちゃうんだな」 律「ーーーーー!!澪!」 澪ママ「なんてね。どうかしら」 律「それ、めぞん●刻じゃ・・古いですね・・。」 澪ママ「なによー、萌えるのに!」 律「私としてはですね」 律「いまから私がロンドンジョークを言うからな。どれが嘘か当てるんだぞー」 澪「また変な遊びだな。わかったよ」 律「今日澪は私の知らない人とデートしてた」 澪「・・・・」 律「だけど、私の事が気になってデートが楽しめなくて悩んでいる」 澪「・・・・」 律「その人からプロポーズされた」 澪「・・・・・」 律「何個、嘘があった?」 澪「・・・一個」 律「で、プロポーズの返事はどうするんだ?」 澪「OKに決まってるだろ?律がずっとソワソワしてるから途中までデートが楽しめなかったよ」 律「ごめんな、でも澪。私と結婚してくれたら精一杯幸せにするよ」 律「なんちゃって!なんちゃってー!!」デへへ 澪ママ「つまんない。」 律「バッサリだな!」 澪ママ「で、本題なんだけど、私が恋のライバルとか、どう?」 律「お断りします」 おわり でたーwww -- 名無しさん (2012-03-30 16 19 20) 名前 コメント
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律は私のなんだからな 改めてそう思った撮影だった。 今日は限定グッズ用の撮影ということでずっとみんなと一緒だった。 最初は撮影なんて恥ずかしかったけど今はなんとか慣れた。 律やみんなとの写真がずっと残ると考えればとても幸せなことだし みんなと一緒に過ごせる時間はとても楽しい。 だから今日もそのハズだったんだけど… 「最初はメンバーひとりづつ撮りまーす」 うん、みんな衣装かわいいな。私の衣装もけっこう決まってると思う。 律なんていってくれるかな。 「おっ澪の衣装かっこかわいいじゃん。似合ってるぞ」 「あっありが…と?」 律にほめてもらってうれしいと思った瞬間、律の衣装を見て思わず絶句して しまった。 前髪下ろしてる…しかもいつものかっこいい系じゃなくてかわいい系… このかっこうと表情は私だけのものだったのに… これがケチのつきはじめだった… 私と律のツーショットなんかももちろんあるにはあったんだけど… 「じゃあ次はクリアファイル用の撮影行きまーす。組合せは唯さん梓さん、 律さん澪さん紬さんで」 やった!と思ったら… 「律さんが紬さんに膝枕する感じで~」 「よし。ばっちこいムギ~」 「えーい」 なんだよそれ…。しかも律のやついざ撮影となったらあんな優しい表情して… 他にも… 「次の集合写真いきまーす。あ、律さんは澪さんの方じゃなくて梓さんの方を 向いて~」 「じゃあ次でーす。唯さんと澪さんが手前、律さんと紬さんが後ろで」 「りっちゃんえーい」 「わっ」 なっなんで律にだきつこうとしてんだムギ カシャ 「おっ紬さんいい感じでーす」 よくないだろ 「次いきまーす。並びは律さん紬さん澪さん唯さんで」 またかよ 「紬さん律さんに抱き着いちゃって~。澪さんはムギさんに」 「りっちゃ~ん」 「うひゃあ」 なんでだよもう。 「じゃあED衣装での撮影いきまーす。澪さんと律さんが中央で一緒に雑誌 読んでる感じで」 やっやっと律と隣だ。うれしいな 「あ、澪さん、くっつきすぎです。もうちょっと離れて、雑誌は澪さんが 一人で持って」 なんだよそれ… 「あっ澪さん、そのアンニュイな表情いいですよ~。律さんのその怠惰な 感じもいいです」 ああそうですか… 「次は律さんと紬さんのプリクラ風写真いきまーす」 「よーしいくぜムギ~」 「おぉ~」 まだこの時の話を引っ張るのかよ なんだよ律、そんなうれしそうにしちゃって。 このあと、私と律が隣になる写真もあったけどいまいち気乗りしなかった。 だって… 「それじゃあ最後の集合写真行きまーす。この写真は紙袋とかいろんなとこで 使うんでみなさん最高の表情でお願いしまーす。」 ああ、やっと終わりか。 「並びは紬さん梓さん唯さん律さん澪さんで。みなさんで同じマフラーして 下さい。」 最後は律の隣か、それに同じマフラーって…ちょっとうれしいな。 「やっと澪とくっつけるな」 なんだよ…今までさんざん楽しそうにしてたクセに。 「紬さんは梓さんに、律さんは唯さんに、澪さんは律さんに抱きついちゃって 下さ~い」 え?よ、よし! 「澪?」 ちょっと恥ずかしいけど… ギュッ 「うひゃあ、澪しゃん大胆」 「…うるさい」 律は…私のなんだからな… 全ての撮影が終了したあと、みんなで最後の写真の話になった。 「いや~HTTらしいいい写真になったな。澪だけ笑ってないけど」 「でも澪ちゃんらしい、かわいい表情だと思うわ」 「そうですね。ってなんでムギ先輩はカメラじゃなくて私の方見てるんですか」 「だって梓ちゃんかわいいんですもの」 「だよね~私もあずにゃんに抱きつきたかった~」 「いつもやってるじゃないですか」 私はあんな表情しちゃったせいか話に加われない。 「澪のこの表情もかわいいじゃん。なんかあったかい、いい写真だな。 部屋に飾っておきたいくらいだ」 そんな私に律が声をかけてくれる。 そうだよな。みんないい表情してる。私のこの表情もある意味私らしいのかな。 うん、放課後ティータイムの大事な記念写真だ。私の部屋にも飾ろう。 帰り道、いつものように私と律の二人になる。 「いや~いろんな写真撮られて疲れたけど楽しい一日だったな~」 なんて律は無邪気に言ってくれる。全く、少しは私の気持ちも… 「澪~、このあとどっかよって」 キュ…思わず律の袖を掴む。 「澪?」 「…律は私のなんだからな…」 思わず口からポソッと出てしまった。 「ん?なんかいったかー?」 「なんでもない」 「そっかー」 うそつけ、本当は聞こえてたクセに。でも、否定はしないんだな律。 されたら泣いちゃうけど。 このあと律はずっと一緒にいてくれた。 やっぱり本当は私の気持ちをわかっててくれたのかもしれない。 もしかすると律も同じ気持ちだったのかもしれない…いや、それはないか。 あんなに楽しそうだったし。 でも…やっぱり…律、お前は私のなんだからな。大好きです。 澪も私のだぞー大好きだーーー!! なっ おしまい 名前 コメント
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中学時代 律「あ、雨降ってきた、やべー傘持ってきてないや」 澪「まーた律は…天気予報で夕方から降るって言ってたろ…私のに入る?」 律「おお!サンキューみおー」 澪「まったく律も置き傘くらいしたらいいのに」 律「傘忘れたら澪しゃんと相合傘できるからいいんだよー」 澪「なっ///人をあてにするんじゃもう入れてやらないぞ!」カァー 律「へへっ」 帰路 澪「それであのバンドのベースがすごくて!こうペギョンペギョンしてるんだ!!」 律「ペギョンペギョンってなんだよ…」 男「あっお前ら今帰りか、相合傘ね…」 澪「あ…(いつも何かと話しかけてくる苦手な人だ…)」 律「ん?男か帰り道こっちだっけか」 男「そうだよ、確か秋山も帰り俺と同じ方だろ?」 澪「え?そ、そうなの…?」 男「そうだよ、田井中はここから左の道で俺達は右の道だろ?」 澪「そ、そうなんだ…(な、なんで知ってるんだろう)」 男「そうだ秋山は田井中に傘貸して俺の傘に入れよ?」 澪「えっ」 男「わざわざ田井中の家まで行ってたら遠回りだろ?」 澪「え?えっとその…」 律(…確かこいつ前から澪に気がある感じだったな、けど澪は明らかに困ってるし) 男「なっそっちの方がいいよな、ほらこっち来いよ家まで送ってやるよ」 澪「い、いやけ、けど…」 律「あー澪これから私の家来ない?」 男「え?」 律「前に澪が見たがってたDVD借りてきたし高校も同じのところ行くんだからちょっと勉強も見てもらいたいしなあ」 澪「! い、行く!律の家行く!!」 律「というわけでありがたい申し出だけどじゃあな男」 澪「じゃ、じゃあね」 男「…」 男「…じゃねーの?」 澪「え?」 男「お前らレズじゃねーの!?」 澪「!!」ビクッ 男「帰りは相合傘で仲良くお帰り、帰ったら一緒にDVD鑑賞で勉強会か?高校も当然同じって訳だ!」 男「学校でもそうだないっつも一緒にいて本当気持ちわりい!!」スタスタ 律「ふー行ったか…まさに負け犬の遠吠えって感じだったなー澪ー?」 澪「…うっぐす…ぐす」ポロポロ 律「なっ!みっみおー泣くなよーあんなの気にする事じゃないって」 澪「わ、私達周りから見たらおかしいのかな…」グスグス 律「いや、だからあれは澪と帰れなかった鬱憤晴らしみたいなもので…」 澪「わ、私は律が好きだから…律といるのが楽しいから…いつも一緒にいたいだけなのに」グスグス 律「…」 澪「り、りつは迷惑だったかなあ…りつは友達多いから何も私だけと一緒にいなくてもい、いいもんね」 律「…」 澪「傘は貸すよ、私走って帰るから…じゃあ」 律「このバカチン」ホッペムニュー 澪「い、いふぁいいふぁい」 律「なーに1人で喋って1人で決め付けてんだ」 澪「うぅ…ほっぺが」 律「私だって澪が1番大好きで澪といるのが1番楽しいから一緒にいるんだよ!」 律「例え周りが何と言おうが私は澪と一緒にいたいの!」 澪「…りつぅ」 律「あっ好きってそっちの意味じゃないからな親友としてって事だからな///」カァー 澪「わ、わかってるよ私だって親友としてって意味だから///」カァー 律「…なんか照れくさいな」 澪「…うん」 律「…帰ってDVD見ようぜ」 澪「…勉強もな」 2人の好きの意味が親友としてじゃなかった事に気付くのはもう少し先の事 それとこの男が何者かに百合の花と沢庵まみれにされてゴミ箱に捨てられてたのはすぐの話 終わり 名前 コメント
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唯「見てみてー!あずにゃんとほっぺチュープリ撮ったんだよー」 紬「!!唯ちゃんもっとよく見せて!!もっともっと!!」 澪「わわわこ、これがちゅうぷり…すごい」 律「おお熱々ですなー」 梓「わああああ何見せてるんですかー!!」 澪(ちゅうぷり…いいな) 澪(ほっぺでいいから私も律とのちゅうぷり欲しいな) 澪(……よし!!) 帰路 澪「り、律ーまだ明るいしゲームセンター寄ってかないか?」 律「はぇ?澪からゲーセン行きたがるなんて珍しいなー欲しいぬいぐるみでもあったのかー?」 澪「え?う、うんそんなとこ」 律「よーし付いて行ってやろー」 ワイワイガヤガヤ 律「おー久しぶりだなー澪の欲しかったものって?」 澪「律こっちこっち」ヒッパリヒッパリ 律「わっ!ちょっと澪引っ張るなって…ってプリクラ?」 澪「う…」 律「なんだー?澪ちゅわんったら唯と梓の見てプリクラ撮りたくなっちゃたんでちゅかー」ニヤニヤ 澪「うぅ…うっさい!」 律「へへ、じゃあ撮るぞー、そういや最近2人でプリクラとかあまり撮って無かったもんなー」 澪「う、うん」 澪(よ、よし!!やるぞ!!頑張るんだ私!!私は出来る!!) 律「えーと絵柄はこれでいいかな、最近のはごちゃごちゃしてるなー」 律(ん?なんか澪緊張してないか?) 律(へっへーちょっと驚かしてやれ、澪の奴赤くなるぞーにっひっひー)」 ソレジャトルヨー3,2,1 澪(今だ!!) 律(今だ!!) チュッ!!チュッ!! 澪「え?」 律「え?」 澪「わ、わああああ!!な、な、な、何してるんだよ律ううううぅぅ!!」 律「そ、それはこっちのセリフだろ!!こういう事するのは私だろーなんで澪までチューしてくるんだよ」 澪「わ、私はその…律のほっぺにちゅうしてるプリクラが欲しいと思ったから///」 律「んな///だ、だったら言えよ2人でしたからく、く、く唇同士で///」 澪「こんな恥ずかしい事言えるわけ無いだろー///」 律「言わないでやる方が恥ずかしいわああああ///」 ギャーギャー 紬「あら、あっちが何か騒がしいわね」 唯「ほんとだーあれりっちゃんと澪ちゃんじゃない?」 梓「律先輩と澪先輩も来てたんですね、お2人でプリクラの前で何やってるんでしょう?」 紬「こんにちはりっちゃんと澪ちゃん、2人も来てたのねーあらプリクラ出来てるわよ?見ていい?」ヒョイ 唯「ムギちゃん私にも見せてー」 梓「あ、私も見てもいいですか」 律澪「あ、ストッp!!」 紬「なん…だと?」 唯「お、おおぉぉ///」 梓「うわああ…うわああ///」 律「うわああああ返せええええ」バシッ 紬「明日はお赤飯持ってくるわね」ボタボタ 梓「うわああ///こんな激しく唇同士ってうわああ///」 唯「わ、私もあずにゃんともっと頑張るよ」 律「ち、ちがあああああう」 澪「え?律からもして来たのに違うの?」ジワ 律「い、いやそうじゃなくて」アタフタ 紬「りっちゃん…何が違うのかしら」ゴゴゴゴ 唯「あー澪ちゃん泣かしたーりっちゃんの女たらしー」 梓「そんな熱々で甘々なもの撮った直後に酷すぎます」 律「だまらっしゃい!!」 律「え、ええと澪違うぞー、そ、その澪の唇柔らかくて気持ちよかったしゴニョゴニョ」 律「柔らかいだけじゃなくて暖かかくてゴニョゴニョなんか甘い感じでゴニョゴニョまるでときめきしゅがーゴニョゴニョっ…て私は何を言ってるんだ」 律「とにかく私も澪とチュープリ撮れて嬉しいの!!」 澪「!!」ウル 澪「り、りつぅ!!このプリクラ一生大事にしような」 律「ああ」 紬「やっぱり明日はお赤飯じゃなくてウェディングケーキ持ってくるね」ボタボタ 梓「私結婚式ポスター作ってきます」 唯「もしもしー憂ー?明日結婚式だってー、え、誰の?りっちゃんと澪ちゃんだよー」 終わり 俺「じゃあ式場は俺に任せろ!」 -- 名無しさん (2011-07-25 22 18 01) 任せた!! -- 名無しさん (2011-10-30 23 28 00) やだなにこれかわいい -- 涙 (2011-11-27 16 01 10) 澪ちゃんwww -- 名無しさん (2014-01-21 07 25 46) 名前 コメント